Wahoo Elemnt ROAM
Wahoo Elemnt ROAMは、WahooのGPSサイコンのラインアップの中でも「長距離サイクリストに最適」と言われるGPSサイコンです。
公開日: 2023.2.21
Wahoo Elemnt ROAMのスペック・性能
Wahoo Elemnt ROAMには第一世代である「Wahoo Elemnt ROAM v1(WFCC4)」と最新モデルである「Wahoo Elemnt ROAM v2(WFCC6)」の二つのモデルがあります。
スペック | Wahoo Elemnt ROAM v1 | Wahoo Elemnt ROAM v2 |
---|---|---|
発売年 | 2019年 | 2022年 |
ディスプレイ | 2.7インチ(8カラー) | 2.7インチ(64カラー) |
解像度 | 240 x 400ピクセル | 240 x 400ピクセル |
重量 | 93.5g | 93.5g |
サイズ | 89 x 54.4 x 17.8mm | 90.5 x 59.5 x 20.5mm |
バッテリーライフ | 最大17時間 | 最大17時間 |
ストレージ | 4GB | 32GB |
位置情報機能 | シングルバンド | デュアルバンド |
対応位置情報衛星 | GPS / GLONASS / BEIDOU / GALILEO | GPS / GLONASS / BEIDOU / GALILEO / QZSS / SBAS / NavIC |
防水等数 | IPX7 | IPX7 |
高度計 | ○ | ○ |
加速度センサー | ○ | ○ |
ジャイロ、コンパス | - | ○ |
接続機能 | Bluetooth / ANT / WiFi | Bluetooth / ANT / WiFi |
最新モデルであるv2(2021年モデル)で大きく変わったのが、
- 液晶の品質
- 位置情報機能がデュアルバンドになった
- 対応位置情報衛星が増えた
- ストレージが大容量になった
- ジャイロ、コンパスに対応した
という点。これらによって、データ精度や使い勝手が大幅に向上しています。
特に大きいのが、位置情報系の機能で、デュアルバンドになったことで位置情報がより正確に取得できるようになりました。また、ジャイロやコンパスへの対応とストレージの大容量化で、保存できるデータが増えたことでナビの性能もアップ。
ROAM v2ではデバイスでルートを作成したり、ターンバイターンのナビゲーションルートを作成できるようになっています。
Wahoo Elemnt ROAMの機能
ルート作成・ナビ機能
サイコンを使う上で重要な機能の一つが「ナビ機能」。Wahoo Elemnt ROAMは「さすらう」というシリーズ名の通り、自動車向けのナビゲーションシステムに匹敵するほどの高性能なナビゲーション機能を搭載しています。
機能 | Wahoo Elemnt ROAM v1 | Wahoo Elemnt ROAM v2 |
---|---|---|
アプリによるターンバイターン・ナビ | ○ | ○ |
デバイスでターンバイターン・ナビを作成 | - | ○ |
スタート地点にナビ | ○ | ○ |
リルート機能 | ○ | ○ |
逆戻り走行のナビ | ○ | ○ |
オンデマンドでルート作成 | ○ | ○ |
v2になって大きく変わったのが、デバイスだけでターンバイターン・ナビを作成できるようになった点。これにより、ペアリングしたスマートフォンを取り出さなくても、 Wahoo Elemnt ROAM単体でほぼ全てのナビ操作を行えるようになっています。
トレーニング機能
サイコンでは、走行データからトレーニングデータを表示させるのも便利な機能の一つです。
Wahoo Elemnt ROAMは様々なトレーニング機能を搭載しています。
機能 | Wahoo Elemnt ROAM v1 | Wahoo Elemnt ROAM v2 |
---|---|---|
心拍ゾーンの表示 | ○ | ○ |
パワーゾーンの表示 | ○ | ○ |
クライミングデータ表示 | ○ | ○ |
デバイス単体でのトレーニング | ○ | ○ |